資産区分

店舗の場合、オーナーが設置・保有する資産とテナントが設置・保有する範囲が異なる。この区分を明確にしたものが「資産区分」であり、賃貸借契約書の締結と同時に作成することが望ましい。一般に、オーナーが保有する資産をA工事(A区分)、テナントが仕様を決めて費用を負担しオーナーが保有するというのがB工事(B区分)、テナントが購入して設置・保有するのがC工事(C区分)である。これらを定めることにより原状回復工事における「原状」の定義が定まる。つまりB工事はオーナーが保有するためテナント退去時取り出すことができないが、C工事部分はテナントが外して退去することになる。その他、修繕範囲を決める「修繕区分」、部品や一部設備を入れ替える範囲を定める「更新区分」、どちらが管理をするかを決める「管理区分」などがある。