物販店は様々な種類があり、同じ建物投資額・同じ規模であっても、テナントから受領できる家賃水準はさまざまである。テナントが物の販売して稼ぎ出す坪当たりの売り上げを坪効率といい、その坪効率の大小により賃料に回せる額が異なるためである。ブランド品の販売など単価が大きいほど坪効率や家賃が大きくなるように思われるが、購買頻度も坪効率に影響してくる。たまにしか売れない商品や平日に売れにくい商品(家電製品など)を扱っている業態は土日のみで坪効率を稼ぎ出すことになる。100円ショップ店など販売単価が小さくても街中で通行量が多く頻度が大きければそこそこの家賃を払ってくる場合もある。